新しいリンパ郭清のセンチネルリンパ節生検
乳がんからリンパへがん細胞が流れていきますが、どの部位に出来ても最初に到達するリンパ節があります。これをセンチネルリンパ節といい、流れてくる細胞の見張り役・監視役として、リンパ節の一番最初の関所の働きをしています。
手術をした際にこのセンチネルリンパ節だけを摘出し、ここにがん細胞がなければ他のリンパ節にはまだがん細胞が到達していないと考え、その他のリンパ節の郭清は省略できるというものです。
逆にこの部分にがん細胞が発見されれば、がん細胞がその先にまで転移していると考えられるので、わきの下や他のリンパ節のどこに転移しているリンパがいくつあるかを検査します。
乳がんの約半数がリンパ節転移のない段階の乳がんである事を考えても、センチネルリンパ節生検を行うことによって余計なリンパ節の郭清を避けることが出来ます。
現在は日本でセンチネルリンパ節生検を行っている医療機関はまだ少数です。けれどもアメリカでは大規模な臨床試験が行われて大きな注目になっていることから、近い将来日本でも飛躍的に広がっていくと思われます。
人間ドック・健康診断の横浜健保センター
